読書したいけど、iPadで十分?Kindleって必要?何がそんなに違うの?
こんな悩みを解決する記事を書きました。
タイトルにもある通り、電子書籍で読書をしたいならiPadではなく、Kindle一択です。
僕は、実際にiPadとKindleの両方を使っています。
- iPadとKindle(Kindle Paperwhite)の両方
- iPadを4年間、毎日
このように、iPadを毎日使っているからこそ、iPadのダメな部分が見えてきて、よりKindleが読書に適していることが分かりました。
Kindle Paperwhiteの仕様
価格 | 13,980円 |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 8GB/32GB |
解像度 | 300ppi |
フロントライト | LED5個 |
数週間持続バッテリー | あり |
フラットベゼル | あり |
防水機能 | あり |
カラー | ブラック、トワイライトブルー、プラム、セージ |
接続 | Wi-FiまたはWi-Fi+無料4G(ブラックのみ) |
では、KindleがiPadよりも優れている点についてお話していきます。
Kindleは読書に特化した端末、iPadはオールマイティな端末である
iPadとKindleを両方使ってみて、
であることを改めて実感しました。
実は、iPadとKindleでは読書ができるという意味では同じですが、もう少し掘り下げると違う部分が見えてくるんです。
そこで、KindleとiPadでどういう人がどちらの端末があっているのかをざっとあげてみました。
Kindleに適した人
- 片手で持てるくらいのサイズ感と重さがいい人
- バッテリー持ちがよく、充電をよく忘れる人できるだけ値段を安く済ませたい人(iPadもKindleも両方持っていない場合)
- 太陽が出ているような明るいところや夜に読書したいという人
- 純粋に読書だけを楽しみたい人
iPadに適した人
- マンガや雑誌をカラーで読みたい人
- 電子書籍に書き込んだり他の所にメモしておきたい人
- より大画面で読みたい人
- 表示速度が速くないと嫌な人
- 読書だけでなく他のこともしたい人
これらのことをもっと深堀していきますね。
比較して分かったKindleがiPadよりも優れている点
- 軽量で小さいので、持ち運びに便利
- バッテリーが長持ち
- 価格が安い
- 目に優しい
- 読書だけに集中できる
軽量で小さいので持ち運びに便利
Kindle Paperwhite(第10世代)とiPad mini(第5世代)の重さと大きさの比較は以下の通りです。
Kindle Paperwhite(第10世代) | iPad mini(第5世代) | |
---|---|---|
大きさ | 167×116×8.2 mm | 203×134×6.1 mm |
重さ | 182g | 300.5g |
重さは、120gほどの差があります。
驚きなのが、iPhone 11 Proが188gですので、Kindle Paperwhiteの方が軽いんです。
1.5倍も重さの差がありスマホと同じくらいの重さというのはかなり軽いことが分かりますね。
大きさに関しては、iPad miniよりひと周り小さいと考えてくれたら大丈夫です。
バッテリーが長持ち
Kindle Paperwhite(第10世代) | iPad mini(第5世代) | |
---|---|---|
充電速度 | 3,4時間 | 約4時間 |
充電の持ち | 数週間 | 最大10時間 |
充電速度は同じくらいですが、充電の持ちが何十倍も違います。
iPadだと読書以外に動画鑑賞や勉強に使うので、充電の減りが速いのでストレスになります。
Kindleだと出先で、充電がなくなってヤバいってことがないので安心ですね。
価格が安い
Kindle製品(3種類)とiPad miniの価格の差を表にしました。
種類 | 価格 |
---|---|
Kindle | 8980円 |
Kindle Paperwhite | 13980円 |
Kindle Oasis | 29980円 |
iPad mini | 45800円 |
Kindle PaperwhiteとiPad miniは、30,000円以上の差があります。
3倍以上も違うので、読書だけをしたい方にはかなりお得感がありますね。
目に優しい
Kindleの特筆すべきところでもある、e-inkスクリーンの使用です。
e-inkスクリーンとは
- 光の反射がない
- 直接目を照らさない
- 実際のインクを使用している
表示方法は、簡単に言うと、黒色と白色の粒子がたくさん上下にあって、それを望みの位置に動かすことで文字を表示しています。
電車内でiPadやiPhoneを開いていると、光が反射してうまく見えないことがありますよね。
写真を見てもらうと分かるように
このように、Kindleは、実際の本を見ているかのように錯覚しますし、外や明るいところで見ても反射して画面が見えないということがありません。
さらに、直接目を照らさないフロントライト方式で、実際のインクを使用しているため、紙の本と同じ感覚です。
僕自身、iPadで読書していたときに文字が浮き出てくるような感覚がして、目が非常に疲れました。
ちなみに、iPadはブルーライトを発しているので、寝る2時間前にブルーライトを浴びると睡眠の質を下げるといわれています。
そのため、Kindleは目に優しく睡眠の質も落とさないので、寝る前に読書をしたい方にはおすすめできますね。
読書だけに集中できる
iPadで読書をしているときに、SNSやメールなどの通知が来るし、他のアプリにつられて集中できないよ。
Kindleなら、そういった通知は一切来ないので、物語に集中することが出来ます。
iPadには、Amazonプライムビデオ、Youtubeみたいに読書の邪魔をするやつらが潜んでいますからね。
比較して分かったKindleがiPadよりも劣っている点
読書をするなら、Kindleが最高にいいといいましたが、もちろんiPadよりも劣っている点もあります。
例えば、
- マンガや雑誌などをカラーで読みたい
- 電子書籍に書き込んだり他の所にメモしておきたい
- より大画面で読みたい
- 表示速度は速い方がいい
- 読書以外に他のことをしたい
などの考えをお持ちの方はKindleをおすすめしません。
その理由をお話ししていきますね。
白黒なので、カラーでは読めない
iPadはカラーで読むことができますが、Kindleはe-inkスクリーン搭載なので、白黒表示しかできません。
その分、「雑誌やマンガなどをカラーで読みたい」という方には物足りないなと感じると思います。
Kindleは、小説や自己啓発本などの白黒表示のものが向いていますね。
電子書籍に書き込んだり他のアプリなどにメモできない
iPadなら、電子書籍に書き込みたいところをスクリーンショットで撮って、マークアップ(注釈を入れたり書き込む)することができます。
また、Split View(2画面表示)して、Kindleとメモアプリを開いておけばiPad1台でインプットしたものをアウトプットすることだって可能です。
そういうことは残念ながら、Kindleは出来ません。
しかし、Kindleもある程度のことは出来ます。
- 検索機能(辞書とWikipedia)
- ハイライト
- メモ機能
他の場所にメモしておきたい人はiPadを使うのがいいでしょう。
画面が小さい
Kindleは軽くて小さいので持ち運びに便利ですが、家で座ってゆっくり大画面で読みたい方は、iPadの方がいいでしょう。
iPad Pro12.9インチのものと比べるとその差はかなり大きいです。
表示速度は少し遅い
Kindleは、ページをめくる時の表示速度が少し遅いです。
しかし、紙の本をめくるイメージを持っていればそんなに気になることはないでしょう。
読書以外はできない
もちろん、Kindleは読書に特化した端末ですから読書以外は出来ません。
iPadなら、読書以外にも映画鑑賞、動画編集、お絵かきなどたくさんやれることがあります。
読書以外にもしたいことがある人は、KindleではなくiPadを買うのがいいでしょう。
iPadで読書以外にもできることを知りたいという方は、こちらの記事を確認してみてください。
Kindle Unlimitedが相性抜群!
これはiPadでもいえることですが、Kindleを使って読書をしたいなら、Kindle Unlimitedがおすすめです。
Kindle本を直接購入して読んでいくこともできるのですが、Kindle Unlimitedなら様々な種類の本がなんと200万冊以上読み放題なんです。
該当ジャンルをざっと挙げるとこんな感じです。
- 小説
- 実用書
- 洋書
- ビジネス書
- 雑誌
- マンガ
Kindle Unlimitedってどんな感じなんだろ?どういうサービス?って思った方は、以下の記事を参考にしてみてください。
結論:読書をするならiPadではなくKindleを使おう
もう一度まとめますと、こうなります。
KindleがiPadよりも優れている点
- 軽量で小さいので持ち運びに便利
- バッテリーが長持ち
- 価格が安い
- 目に優しい
- 読書だけに集中できる
KindleがiPadよりも劣っている点
- 白黒なので、カラーは読めない
- 電子書籍に書き込んだり、他のアプリなどにメモできない
- 画面が小さい
- 表示速度が少し遅い
このようにメリットとデメリットを持ち合わせていますが、読書を純粋に楽しみたいという方にはKindleをオススメします。
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